信州大学教育学部附属松本小学校の防災教育 × 地域で創る避難所初動マニュアル報告会
実施報告
1.実施概要
以下会場において下記の日程で発表会を行った。
開催時間 令和5年3月27日(月)13時30分~16時10分
会場 信州大学教育学部附属松本小学校 体育館
主催: 信州大学教育学部
共催: 株式会社LIXIL・松本市元原町会
後援: 長野県・長野県教育委員会・松本市・松本市教育委員会・信州大学地域防災減災センター
参加者数 27名
主な参加者 日本防災士会長野県支部,諏訪防災ネットワーク,南箕輪村,長野県,松本市元原町会住民 等
信州大学教育学部附属松本小学校では2020年に断水時にもスムーズに利用できるレジリエンストイレ設置など,災害時の避難所に対応するための機能改修を行った。附属松本小学校では,2020年度より継続的にこれを活用した防災教育を行っている。さらに附属小を避難所として利用することになる松本市元原町会と連携し避難所開設初動マニュアルを作成している。本会では,これらの活動成果報告を行った。あわせて,災害時を想定し断水時のトイレ利用に向けたプールからの水運び等の体験も行った。
2.内容
13:30-13:50 報告会概要と趣旨説明(信州大学)
13:50-14:05 防災授業実践報告(附属松本小学校)
14:05-14:20 企業による防災授業(株式会社LIXIL)
14:20-15:05 エクスペリエンス(体験)
1. バケツ水エクスペリエンス
2. 災害対応トイレエクスペリエンス
15:05-15:15 地域における防災減災活動(松本市元原町会)
15:15-15:25 休憩+防災関連展示解説+パッククッキング紹介
15:25-15:40 附属松本小学校における防災教育(附属松本小学校)
15:40-15:50 質疑応答
15:50-16:00 講評(松本市危機管理部危機管理課)
16:00-16:10 結び(信州大学)
3.参加者の感想
- 防災は様々な世代や団体のかけ橋的な大切な課題かと思います。一人も取り残さない、自助・共助に向けて一歩ずつ皆で進んでいけたらと思います。充実した時間になりました。ありがとうございました。
- いつ起こるのかわからない災害に対して日ごろから心にとめておくことが必要なのだと思いました。断水時にトイレに水を流す時にコツがあることは知りませんでした。ポリ袋でのご飯の調理も驚きとともに勉強になりました。子ども達の学校宿泊体験はとても貴重な経験だったと思います。家庭でも防災について考える機会を持ちたいと思いました。
- トイレのバケツでの汚物の流し方が参考になった。一定の速さで早く流すことできれいに流れることは実際にやってみないとわからなかった。
以上